どうして季節の変わり目に肌が荒れるのか、その理由はさまざまです。
肌荒れの原因と効果的な対策方法をご紹介します。
1、寒暖差
季節の変わり目は気温の変化が大きく、肌にとっては大きなストレスとなります。肌がもともと持っているバリア機能や保湿機能も、季節の変わり目では寒暖差によって弱まってしまうのです。
室内で過ごすことが多い場合は、冷房・暖房はお肌の乾燥の原因になるため、調整できるのであればエアコンやストーブを効かせすぎないようにすると肌への負担を軽減できます。とはいえ、寒暖差そのものの影響をなくすことは難しいので、季節の変わり目は使い慣れているメイクアイテムを使い、最小限のメイクに留めるなど、できるだけ肌に刺激を与えないことが大切です。
2、ストレス
肌荒れの原因として、目には見えない部分で考えられるのが「ストレス」。知らず知らずのうちに溜まっているストレスによって自律神経が不安定になり、肌に大きな影響を出ます。とくに季節の変わり目は気圧の変化が大きくなるうえ、仕事や生活環境の変化も重なることでストレスが溜まりがちです。
日頃からストレスを溜め込まないためには、毎日ストレスをリセットするような習慣が大切。たとえば一日の終わりにはアロマなどを利用してリラックスタイムを設けると効果的です。精神を安定させるリラックス系のアロマや、清々しい香りでリフレッシュできるアロマなど、ストレスの傾向によって使い分けると良いでしょう。ストレッチなどの簡単な運動もおすすめです。
3、花粉アレルギー
実は花粉が肌荒れの原因になることもあります。とくに寒暖差や乾燥によってバリア機能が低下しがちな季節の変わり目では、皮膚に花粉が侵入してしまい、それを追い出そうと炎症が起こります。さらに、花粉が肌に付着することで皮膚の水分を奪ってしまい、肌が乾燥しやすくなることも。
花粉が原因の肌荒れ対策は、保湿をしっかりすることと免疫機能を正常に保ってバリア機能を強くすることが大切です。免疫機能の60%は腸に集まっていると言われているので、日頃から暴飲暴食は控えて腸にいい食事を心がけることで、肌のコンディションを良好に保つことができます。
季節の変わり目には普段よりもスキンケアや体調管理に力を入れて、肌荒れを予防しましょう。